森とオーケストラって?
今年で29回目になる「森とオーケストラ」。
「森とオーケストラ」は群馬交響楽団の演奏による野外無料コンサートです。
今でこそ世界をまたにかける群響も、その運営には度重なる困難の連続でした。
一番の問題は日本人にはオーケストラになじみがないこと。
群響が設立されたのは群馬交響楽団は1945年11月。そう、第二次世界大戦が終戦を迎えた年です。
食べるものも着るものも、住むところさえままならない時代ですね。
おりしも日本復興を金融経済で立て直すか、文化事業によって立て直すかという議論が頻繁になされていたころで、高崎市ではブルーノタウトが住んでいたぐらいですので文化には寛容で日本の中でも特に文化に力を注いだ地域であったわけです。
市内の様々な場所に「サロン」と呼ばれる(喫茶店、ですね)文化人が集い、文化に身を浸すスペースが作られていきます。
そのような中で群響は市民の皆さんに、県民の皆さんに、音楽のすばらしさと将来をになう子供達が素敵な、優しい大人になるようにとの願いをこめ、各地の学校を回り、多くの子供達に感動を与えました。と同時に、多くの人たちにクラシック音楽(オーケストラ)の持つすばらしさや存在を知ってもらったのです。
高崎青年会議所は、そんな彼らの活動をただ指をくわえてみているだけではいられませんでしたので1978年に第一回目が開催されました。
以来、3回の雨天中止を乗り越えて、今日まで多くの人たちに感動と興奮をもたらせています。

