過去の事業
■ 11月委員会事業 「サケの遡上調査事業」のご報告 (2015/12/19)

11月委員会事業 「サケの遡上調査事業」


事業テーマ
『サケの遡上に触れて好奇心と道徳心を育てよう!』


事業背景
利根川を下ったサケの稚魚は、北太平洋の大海を3~5年間回遊したのち再び利根川に戻り、生まれた場所や放流された場所を目指して懸命に遡上します。大海を何万キロも旅をしたサケが生まれた川に戻り、子孫を残すために力を振り絞って遡上する姿は、自然の神秘と命の力強さを人々に感じさせてくれます。また、利根川は、かつて河川汚染等が原因でサケの遡上が見られなくなくなりましたが、水質改善の努力の結果再び遡上することができる川となった経緯があります。このような経緯を知ることで、自然を大切にする心が育っていくことでしょう。


事業目的
本事業は、サケの遡上調査を行うことで、自然科学に対する好奇心と、命や自然を大切にする心を育てることを目的とします。


実施日時
2015年11月29日(日)8:45~16:00


実施場所
独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所(利根大堰)


参加人数
一般参加者70人


事業内容
この日は晴天に恵まれ、青空の下で気持ちよく利根大堰での遡上調査を行うことができました。
行きのバスは、ビデオ映像を見てサケの生態や利根川にサケが戻ってきた経緯について学び、多くの方から行きのバスでビデオ映像を見たことでサケの遡上の理解に役立ち、利根大堰で実際にサケを見た際に、生き物への好奇心、自然の神秘、命の大切さ、自然環境の大切さなどの感じ方が深くなったとの意見をいただきました。
利根大堰では遡上するサケを観察しました。この日遡上するサケの数が少なく、午前と午後とで入れ替えでサケを観察したため、サケを見ることができなかった参加者がいたのは残念でした。幸いにもサケを見ることができた参加者からは、感動したという感想をいただきました。
さらに、学習会を行い、利根導水総合事業所坂上課長から利根大堰の役割とサケの遡上動向について、群馬県水産試験場鈴木さんからサケの生態について、群馬の鮭を守る会小林会長から利根川から烏川にかけてのサケの産卵場所の分布状況をそれぞれ説明して頂きました。学習会の感想として、「身近な河川でのサケの様子が分かり興味深かった。」「サケの採卵場所を解説してくれたのが良かった。行ってみたいと思う。」「サケのことがよく分かった。」「水のことは全部水道局がやっているのかと思った。水資源機構のことを知れて本当に良かった。」などがありました。
帰りのバスでは、本日学んだことの復習として○×形式でサケに関するクイズを10問行いました。楽しく勉強できたと大好評でした。

学習会の様子.jpg
観察室でのサケの遡上見学.JPG
帰りのバスでのサケクイズの様子.jpg
利根大堰を背景に記念撮影.jpg

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11月委員会事業 「サケの遡上調査事業」のご報告(2015/12/19)

11月委員会事業 「サケの遡上調査事業」


事業テーマ
『サケの遡上に触れて好奇心と道徳心を育てよう!』


事業背景
利根川を下ったサケの稚魚は、北太平洋の大海を3~5年間回遊したのち再び利根川に戻り、生まれた場所や放流された場所を目指して懸命に遡上します。大海を何万キロも旅をしたサケが生まれた川に戻り、子孫を残すために力を振り絞って遡上する姿は、自然の神秘と命の力強さを人々に感じさせてくれます。また、利根川は、かつて河川汚染等が原因でサケの遡上が見られなくなくなりましたが、水質改善の努力の結果再び遡上することができる川となった経緯があります。このような経緯を知ることで、自然を大切にする心が育っていくことでしょう。


事業目的
本事業は、サケの遡上調査を行うことで、自然科学に対する好奇心と、命や自然を大切にする心を育てることを目的とします。


実施日時
2015年11月29日(日)8:45~16:00


実施場所
独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所(利根大堰)


参加人数
一般参加者70人


事業内容
この日は晴天に恵まれ、青空の下で気持ちよく利根大堰での遡上調査を行うことができました。
行きのバスは、ビデオ映像を見てサケの生態や利根川にサケが戻ってきた経緯について学び、多くの方から行きのバスでビデオ映像を見たことでサケの遡上の理解に役立ち、利根大堰で実際にサケを見た際に、生き物への好奇心、自然の神秘、命の大切さ、自然環境の大切さなどの感じ方が深くなったとの意見をいただきました。
利根大堰では遡上するサケを観察しました。この日遡上するサケの数が少なく、午前と午後とで入れ替えでサケを観察したため、サケを見ることができなかった参加者がいたのは残念でした。幸いにもサケを見ることができた参加者からは、感動したという感想をいただきました。
さらに、学習会を行い、利根導水総合事業所坂上課長から利根大堰の役割とサケの遡上動向について、群馬県水産試験場鈴木さんからサケの生態について、群馬の鮭を守る会小林会長から利根川から烏川にかけてのサケの産卵場所の分布状況をそれぞれ説明して頂きました。学習会の感想として、「身近な河川でのサケの様子が分かり興味深かった。」「サケの採卵場所を解説してくれたのが良かった。行ってみたいと思う。」「サケのことがよく分かった。」「水のことは全部水道局がやっているのかと思った。水資源機構のことを知れて本当に良かった。」などがありました。
帰りのバスでは、本日学んだことの復習として○×形式でサケに関するクイズを10問行いました。楽しく勉強できたと大好評でした。

学習会の様子.jpg
観察室でのサケの遡上見学.JPG
帰りのバスでのサケクイズの様子.jpg
利根大堰を背景に記念撮影.jpg


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