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理事長所信

スローガン

「主人公」を呼び覚ませ!
~持続可能な未来のために~

基本理念

自己を探究して自分らしさを確立し、各々の自己を認め合い、支えあい、市民と共に明るい豊かな社会の実現のため主体的に行動し運動の火種を創ろう。

基本方針

  • 1.誇りあるJAYCEEとしての未来へつなぐ運動の実践
  • 2.持続可能な働きやすい地域の実現
  • 3.地域で養う共育の推進
  • 4.先人たちから受け継いだ持続可能な地域文化の探究と発展
  • 5.継続的な発信力の構築
  • 6.時代に即した組織運営

所  信

はじめに

 1951年、戦後の復興期に、高崎の明るい未来のために立ち上がった高崎青年会議所は2021年に70周年の節目を迎えました。この70年という年月の間、戦後の復興再建を乗り越え、高度経済成長を遂げ、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショックなど様々な状況を先輩諸兄は揺るがない信念を持ち、その時のニーズに合わせ未来を見据えた運動を巻き起こし、高崎に光をもたらしてきました。

 そして今、日本は、超少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少に加え、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、戦後最大ともいわれる経済危機が訪れ、働き方や教育環境を始めとする生活様式の変化など、数多くの社会問題を抱えています。私たちの住むこの地域も例外ではありません。このような時だからこそ、今を生きる青年が未来を見据え力強く物事に立ち向かい、地域に住まう人々のため、高崎の未来のために行動を起こし、運動の火種を作り、持続可能な地域を創るために行動を起こす必要があると考えます。

 青年会議所は多くの仲間と共に、自分自身を成長させ、その成果を地域社会に伝播させ、明るい豊かな社会へと導く運動を起こす機会を与えてくれる組織です。機会を与える組織ですがただ所属しているだけではこの機会を掴むことはできません。機会を掴むためにはまずは自分をしっかり持つことが必要です。

 何か問題に直面した時、自分の中の自分と対話をすることがあると思います。その対話している自分こそが主人公であり、自己や個性ともいうべき真実の自分です。自分自身の中にいる主人公を呼び覚まし、自己や個性を確立した上で主体的に行動し、与えられた機会を逃さず、失敗を恐れず果敢に挑戦し続けなければ、自分自身の成長も、かけがえのない仲間も、明るい豊かな社会へと導く運動も起こすことはできません。

 未来を生きるすべての人たちへ、夢と希望であふれる持続可能な地域社会を実現するため、この時代に生きる私たちが未来を見据え、主人公を探究し、失敗を恐れず、青年としての英知と勇気と情熱をもって新時代の旗手として運動していくべきではないでしょうか。それには私たち青年会議所メンバーが今何をするべきなのか、青年会議所の神髄を探究し、市民それぞれが主人公として活躍できる運動を起こすことが必要です。多様な主人公が集まってこそ未来を切り開く大きな力となり、明るい豊かな社会の実現に近づくことができるでしょう。

 

会員 ~一人の誇りあるJAYCEEとして~

 青年会議所は青年が社会により良い変化をもたらすための発展と成長の機会を提供する組織です。私たちのまちをよりよくする運動を起こし、人や地域へ無条件で奉仕ができるようになるための学び舎です。

 私たちJAYCEEは地域のため、明るい豊かな社会の実現ために活動を行っています。活動の中で様々な役割を与えられますが、その役割を与えられた時どのように考え行動するのかが重要です。それ次第で青年会議所が自身の成長の糧となり得るのかそうでないかが決まってくるのです。与えられた役割を最後まで成し遂げることは大切ですが、一番重要なのはそのプロセスであり、いかに全力で取り組むかです。その結果が失敗だとしても成功だとしても、それは必ず自身の成長につながり、青年経済人として地域の糧ともなります。

 様々な挑戦のもと、自身を磨き上げ、地域のために自信と誇りを持ち運動を起こすことは、70年の歴史の中で脈々と受け継がれています。このことをさらなる未来へと繋げていくことが私たち現役の高崎青年会議所の誇りあるJAYCEEとしての務めではないでしょうか。

●市民を巻き込む拡大

 高崎青年会議所が70年間活動できているのは、常に入会してくる同志がいるからです。地域の未来をよくするため、多くの市民に発展と成長の機会を提供し、私たちのまちをより良くする運動を起こすために、たくさんの同志を増やす会員拡大が必要です。様々な価値観を持った同志が集まりそれぞれが個性を発揮し、議論を重ね、一緒に活動することで今まで考え付かなかった素晴らしい発想が芽生え、より良い運動の源となります。

 多くの同志を増やすために、熱い心で地域の課題に挑戦し、運動を起こそうとする私たちの姿を見た市民に、一緒に活動をしていきたいと思ってもらえることが重要です。それにはメンバー全員が同志を増やすことを意識しながら活動することが必要です。私たち一人ひとりが誇りあるJAYCEEとして地域に貢献し運動を起こすことで、市民が一緒に活動したくなるような組織を目指し更なる未来へ繋げていきましょう。

●JAYCEEの学び舎として

 私たちJAYCEEの使命は明るい豊かな社会の実現です。そのためには青年会議所とは何か、JAYCEEとは何かを常に探究し、地域のリーダーとして力強く自信をもって運動を起こしていかなければなりません。様々なことに挑戦し、失敗と成功を繰り返しながら自身を研鑽し、地域に必要とされる誇りあるJAYCEEなるべく青年らしく我武者羅になることが必要です。

 そして、様々な価値観を持った同志が共に明るい豊かな社会へと向かうため、青年会議所の活動をしっかりと理解し、入会して歴の浅いメンバーにはJAYCEEとしてどのような考え方で行動すれば良いのか、歴の長いメンバーにはJAYCEEとしてさらなる自身の研鑽のために、共に意見を交わしあい、時代に即したJAYCEEを探究していく必要があります。また日本青年会議所の様々なプログラムなども活用しながらより深く多面的に青年会議所活動を探究していきましょう。

 

経済 ~持続可能な働きやすい高崎へ~

 IT後進国といわれる日本において、働き方改革以降ますますIT化の必要性が叫ばれています。それはIT化により大きな経済効果が見込まれ、働き方改革のキーワードでもある生産性の向上にも効果があるからです。日本は人口減少社会に突入し、東京一極集中の結果、地方における人口減少はさらに加速していきます。高崎市も例外ではありません。IOT、AI、ロボットなど様々な最先端技術をあらゆる産業や社会生活に活用し、生産性を向上させ新たな価値を見出すべきだと考えます。また生産性の向上により、仕事と生活の調和のとれた環境を目指し、雇用においても多様な人材が働き方を選択しやすくなる環境作りなど、ディーセントワークの取り組みを進めていきます。

 高崎市がより良い環境となるため市民一人ひとりが様々な考えや意見を交わしあうことも必要です。またそこには市民だけでなく行政の力も必要です。官民一体となりより良い環境を整え、時間と心の余暇を作り出し、働きやすいまち高崎を目指します。

 

共育 ~地域で養う共育~

 生活の変化の激しい時代、未来を担う子どもたちの心を取り巻く環境の変化も激しくなっています。子どもたちは今まで当たり前にできていた運動会や修学旅行、そして家族との旅行など成長期の大切な経験や体験の機会が乏しくなっています。これは本来そこで学ぶことのできた、失敗や成功の経験やそれに携わった人々と接する機会が失われ、自己肯定感の醸成やコミュニケーション能力を育む機会が乏しくなっているということです。

 豊かな自然環境を持つ高崎で子どもたちの本来持つそれぞれの能力を生き生きと発揮でき、自信を持ち行動できるよう、私たち青年会議所、地域の人々、各家族が共に手を取り合い、自然環境を整え、様々な機会を創出することが必要です。共に学び、共に認め合い受け入れていくことで、子どもも大人も関係なくすべての人が共に育む環境を作り、心豊かなまち高崎を目指します。

 

文化 ~持続可能な暮らしの文化~

 「音楽のまち高崎」といわれるように高崎には音楽の文化が根付いています。それは昭和20年に地方オーケストラの草分け的存在として誕生した高崎市民オーケストラ、現群馬交響楽団の誕生の物語にあるのではないでしょうか。戦後の荒んだ市民の心に音楽で希望をもたらし、音楽センター建設の運動に繋がりました。この音楽の文化を代表する物語は高崎の音楽文化のため後世へ語り継がなければなりません。

 文化はその地域の生活や環境を表します。例えば、縁起だるまは冬に吹く、上州の空っ風により張り子が乾きやすかったため農閑期に盛んに作られるようになるといった、地域の気候により根付く文化などがあります。このように一つの文化をより深く探究していくとその土地の生活や気候など様々なものが見えてきます。なぜこの文化が現在まで残っているのかを探究し、そこから持続可能な暮らしの文化を再発見することができます。古来より受け継がれる文化から持続可能な生活を見出すことで、文化を活かした地域づくりの創造ができるのではないでしょうか。

 

広報 ~継続と発信力~

 私たち青年会議所の運動は水面に湧水が垂れていくと幾重にも波紋が広がるように、1つの運動から市民を巻き込み、市民から市民へ運動を繋ぎムーブメントを起こしてこそ明るい豊かな社会を目指せます。そのためには運動の発信は不可欠です。ソーシャルメディアなどを使った発信はもちろんのこと、単年度制で担当が変わったとしても築き上げた青年会議所との協力関係を維持するため、特定の場所で長期的な発信をする必要があります。また報道機関や様々な団体とのパートナーシップを結ぶことにより、外部との繋がりを作り、理解者を増やし、運動を発信する必要があると考えます。

 もちろんメンバー一人ひとりが発信の意識を持ち身近な人への足を使った発信をすることにより、より強力な発信となっていきます。私たちの運動をより多くの人に理解し、知ってもらい伝播していくため、メンバー一丸となり広報活動をしていきましょう。

 

組織運営 ~秩序と調和~

 健全な組織運営にはルールが必要であり、秩序ある組織には必ず明確なルールが存在します。ルールを作り、ルールを守ることは当たり前ですが、その当たり前は時代により簡単そうで難しくなることもあります。そして、ルールは組織や組織に属する人を護るものでもありますが、制限をかけ運動を妨げるものではありません。目まぐるしく生活が変わる社会情勢の中、ルールが時代に即さないのであれば変えることも必要です。古き良きルールを受け継ぎ、新しいルールと融合させることでさらに円滑な組織運営を考え活動していく必要があると考えます。そして円滑な運営を行うことで、自身の研鑽の時間、地域への貢献する時間、職場での時間、そして家族への時間を捻出し、心豊かで持続可能な青年会議所活動を行っていくべきではないでしょうか。

 また、公益社団法人として、地域に認められる組織だからこそ健全な財政、財務を務め、コンプライアンスを遵守し規律ある組織運営を行う必要があります。また、私たちを取り巻く運営環境や法令は変化し続けています。会員数から財政状況をしっかりと把握し、健全で持続可能な運営ができるよう務めなければなりません。有限の資源を無駄なく、費用対効果などを意識し、考えながら適切に使うことが出来るよう探究していきます。

 

終わりに

 私は2016年に高崎青年会議所と出会い入会いたしました。入会前は青年会議所のことなど全く知らず、同年代の仲間ができたらいいなという思いでした。しかし、入会し初めての会員委員会に出席した時から、同年代の青年が集まり仲間を作るだけの生半可な会でないことはすぐにわかり自分を律しました。こんなにも地域のことに仲間と真剣に熱く語り合い、実行するその先輩方の姿は、とても輝いて見え自分の小ささを実感しました。そして多くの先輩に様々な機会と自身の成長の糧となる修練を与えていただきました。同じように修練を与えられた仲間とともに地域のことを想い切磋琢磨し、困難にも友情で支えあい活動を行うことで、私はこの高崎青年会議所がどんどん好きになり、かけがえのない場所となりました。

 奉仕、修練、友情このJC三信条を基に、地域の未来のために何ができるのか、かけがえのない仲間と共に、勇猛精進する覚悟です。

 

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