過去の事業
■ 5月第一例会 地域政策研究例会のご報告 (2013/05/17)

5月10日(金)高崎市総合福祉センターたまごホールにて、5月第一例会 地域政策研究例会を開催いたしました。


本事業のテーマは「就職政策最前線!!~行政、企業、若者で考える就労政策~」です。


第1部では基調講演として、法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎氏に「若者はなぜ就職できなくなったのか?」についてご講演いただきました。
児美川1.jpg児美川2.jpg


高卒就職と大卒就職の違いや就職難の現状、就職難の背景と要因などについて、具体的な資料に基づいてわかりやすく説明してくださいました。


第2部のパネルディスカッションでは、パネリストとして引き続き児美川孝一郎氏、企業代表として松本明徳氏、若者代表として辻岡徹也君をお迎えし、「行政、企業、若者で考える就労政策」というテーマでディスカッションしていただきました。
第2部.jpgパネリスト.jpg


高崎市の有効求人倍率が県内第1位であることについて、若者の就労支援センタージョブカフェぐんまの運営に携わる辻岡徹也君は「実態とはギャップがある」ことを話してくれました。


一方、モテコ出版の松本明徳氏は、若者を積極的に採用する理由について「元気な企業であるためには継続的な雇用が必要。我々の常識がいずれ非常識になる。若い人のアイデアを常に求めている」と話してくださいました。


若者と企業に起こるミスマッチについて児美川孝一郎氏は、「若者に問題があるから就労政策が必要という考え方ではいけない。企業も行政も若者に歩み寄らなければならない」とおっしゃっておりました。


また地域政策研究委員会が調べたところ、現在行政が行なっている雇用環境の充実に結びつく政策について、国としては「トライアル雇用」が、高崎市としては「就労支援サイト開設」や「ビジネス誘致キャンペーン」、「ビジネス立地奨励金」、「雇用促進奨励金」、「高崎・玉村スマートIC」が挙げられました。


最後に、「私の考える若者就労政策」を辻岡徹也君に発表してもらいました。
若者就労政策1.jpg若者就労政策2.jpg


辻岡君は「働く力をつける」「働く場をつくる」「働く場と結ぶ」という3つの政策を掲げ、そして自ら若者に対して「自助努力は怠ってはいけない」と熱弁を振るいました。


若者の皆さまが多く来場されている中、より身近な就労政策について考えることで、政策や地域に関心を持つことができたのではないでしょうか。


五十嵐委員長.jpg記念写真.jpg
コーディネーターを務める担当の地域政策研究委員長 五十嵐俊輔君(左)/5月第一例会 記念撮影(右)

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5月第一例会 地域政策研究例会のご報告(2013/05/17)

5月10日(金)高崎市総合福祉センターたまごホールにて、5月第一例会 地域政策研究例会を開催いたしました。


本事業のテーマは「就職政策最前線!!~行政、企業、若者で考える就労政策~」です。


第1部では基調講演として、法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎氏に「若者はなぜ就職できなくなったのか?」についてご講演いただきました。
児美川1.jpg児美川2.jpg


高卒就職と大卒就職の違いや就職難の現状、就職難の背景と要因などについて、具体的な資料に基づいてわかりやすく説明してくださいました。


第2部のパネルディスカッションでは、パネリストとして引き続き児美川孝一郎氏、企業代表として松本明徳氏、若者代表として辻岡徹也君をお迎えし、「行政、企業、若者で考える就労政策」というテーマでディスカッションしていただきました。
第2部.jpgパネリスト.jpg


高崎市の有効求人倍率が県内第1位であることについて、若者の就労支援センタージョブカフェぐんまの運営に携わる辻岡徹也君は「実態とはギャップがある」ことを話してくれました。


一方、モテコ出版の松本明徳氏は、若者を積極的に採用する理由について「元気な企業であるためには継続的な雇用が必要。我々の常識がいずれ非常識になる。若い人のアイデアを常に求めている」と話してくださいました。


若者と企業に起こるミスマッチについて児美川孝一郎氏は、「若者に問題があるから就労政策が必要という考え方ではいけない。企業も行政も若者に歩み寄らなければならない」とおっしゃっておりました。


また地域政策研究委員会が調べたところ、現在行政が行なっている雇用環境の充実に結びつく政策について、国としては「トライアル雇用」が、高崎市としては「就労支援サイト開設」や「ビジネス誘致キャンペーン」、「ビジネス立地奨励金」、「雇用促進奨励金」、「高崎・玉村スマートIC」が挙げられました。


最後に、「私の考える若者就労政策」を辻岡徹也君に発表してもらいました。
若者就労政策1.jpg若者就労政策2.jpg


辻岡君は「働く力をつける」「働く場をつくる」「働く場と結ぶ」という3つの政策を掲げ、そして自ら若者に対して「自助努力は怠ってはいけない」と熱弁を振るいました。


若者の皆さまが多く来場されている中、より身近な就労政策について考えることで、政策や地域に関心を持つことができたのではないでしょうか。


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コーディネーターを務める担当の地域政策研究委員長 五十嵐俊輔君(左)/5月第一例会 記念撮影(右)


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