過去の事業
■ 3月第一例会のご報告 (2015/03/14)

3月7日(土) 第28 回サケの稚魚放流事業が烏川左岸の和田橋歩道橋上流の親水公園にて行われ、ご家庭や小学校などで卵から大切に育てていただいた稚魚を放流しました。当日は雨模様のなか、多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。
本年度は、公共工事の関係で、例年放流を行ってきた和田橋下の河川敷から対岸の親水公園へ、放流会場を変更しました。新しい場所での設営となり、事業計画の見直しを余儀なくされ大変苦労した事業となりました。至らない点は多々あったかと思いますが、大きな混乱なく無事放流を終えたのは、ひとえにご来場者の方のご理解とご協力によるものであり感謝申し上げます。
会場変更だけでなく、本年度は新しい試みを意欲的に取り入れました。まず、環境アドバイザー高崎地区会の皆様のご協力のもと、環境学習をするブースを設け、水の水質検査や環境温暖化の話などをしていただきました。サケが戻ってくる川であるためには、きれいな川でなければなりません。また、サケは冷たい水を好む魚なので、地球温暖化で水温が上昇すると川を上ってこられなくなるかもしれません。来場者は、熱心にアドバイザーのお話を聞いていました。また、群馬県自然指導員の先生の指導の下、ゴミ拾いをしながら、川辺の自然観察をおこないました。どこにでも生えているような枯草も、先生が説明すると大変興味深い気づきがあり、参加された方は目を輝かせて楽しんでいました。加えて、本事業の目的をご家庭で振り返ってもらおうと、小冊子を配布しました。
本事業をとうして、自然科学に対する好奇心と、命や自然を大切にする心を育てることができたのではないでしょうか。
近年では、サケが烏川まで戻ってきています。これは本事業を継続してきた成果であり、今後も事業を継続していきたいと思います。事業後には桜観音橋が開通し、まちなかから烏川までのアクセスがよくなってきました。今後は、出店の予定もあると聞きます。そのような烏川に、私たちが放流したサケがたくさん戻ってきて、サーモンウオッチの名所となったら素晴らしいなと考えると夢は膨らみます。

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3月第一例会のご報告(2015/03/14)

3月7日(土) 第28 回サケの稚魚放流事業が烏川左岸の和田橋歩道橋上流の親水公園にて行われ、ご家庭や小学校などで卵から大切に育てていただいた稚魚を放流しました。当日は雨模様のなか、多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。
本年度は、公共工事の関係で、例年放流を行ってきた和田橋下の河川敷から対岸の親水公園へ、放流会場を変更しました。新しい場所での設営となり、事業計画の見直しを余儀なくされ大変苦労した事業となりました。至らない点は多々あったかと思いますが、大きな混乱なく無事放流を終えたのは、ひとえにご来場者の方のご理解とご協力によるものであり感謝申し上げます。
会場変更だけでなく、本年度は新しい試みを意欲的に取り入れました。まず、環境アドバイザー高崎地区会の皆様のご協力のもと、環境学習をするブースを設け、水の水質検査や環境温暖化の話などをしていただきました。サケが戻ってくる川であるためには、きれいな川でなければなりません。また、サケは冷たい水を好む魚なので、地球温暖化で水温が上昇すると川を上ってこられなくなるかもしれません。来場者は、熱心にアドバイザーのお話を聞いていました。また、群馬県自然指導員の先生の指導の下、ゴミ拾いをしながら、川辺の自然観察をおこないました。どこにでも生えているような枯草も、先生が説明すると大変興味深い気づきがあり、参加された方は目を輝かせて楽しんでいました。加えて、本事業の目的をご家庭で振り返ってもらおうと、小冊子を配布しました。
本事業をとうして、自然科学に対する好奇心と、命や自然を大切にする心を育てることができたのではないでしょうか。
近年では、サケが烏川まで戻ってきています。これは本事業を継続してきた成果であり、今後も事業を継続していきたいと思います。事業後には桜観音橋が開通し、まちなかから烏川までのアクセスがよくなってきました。今後は、出店の予定もあると聞きます。そのような烏川に、私たちが放流したサケがたくさん戻ってきて、サーモンウオッチの名所となったら素晴らしいなと考えると夢は膨らみます。

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