過去の事業
■ 12月委員会事業 『サケの卵配布事業』のご報告 (2015/12/19)

12月委員会事業 『サケの卵配布事業』


事業テーマ
『育てよう僕らのサケ!命の大切さを知るために』


事業背景
現在の子ども達は、普段の生活において自然に触れ合う機会が充分であるとはいえず、また、昔より沢山の娯楽に囲まれ自然で遊ぶことが少なくなってしまいました。実際に自然に触れ、そこにいる魚や昆虫などの生き物に興味を持つことで、学べる大切なことがあります。また、子ども達が生命の誕生と成長、死に触れ、命の尊さを知ることは大切な心の教育であり、より多くのその機会が求められています。


事業目的
本事業は、来年3月のサケの稚魚放流事業に向けて、サケの卵から稚魚までの育成を通して、サケの生態と命の尊さを学び、自然科学に対する好奇心と命を慈しむ心を育てる事を目的とします。


実施日時
2015年12月7日(月)13:00~15:00


実施場所
もてなし広場


参加動員人数
団体申込 51団体(幼稚園・保育園、小中学校、高等学校、介護施設等)
一般申込者136人


事業内容
 来年3月の放流事業に烏川に放流するためのサケの稚魚を幼稚園・保育園、小中学校や一般家庭で育てていただくため、サケの卵を配布しました。
 例年、サケの卵は本州の太平洋側から購入していますが、本年度は本州の太平洋側のサケの遡上が少なく、配布数分のサケの卵を確保することが難しかったため、本州の日本海側からも購入先を探しました。その結果、宮城県から2万粒、新潟県から4万粒の合計6万粒の卵を購入しました。宮城県と新潟県の2か所の漁協と連絡を密にとり、卵が漁協から輸送されて配布するまでの時間をできるかぎり減らす努力をしたこともあり、非常に状態のよい卵を配布することができました。
 当日は、団体からの事前申し込みに加え、たくさんの個人の方が卵を取りに来ていただき、ピーク時は長い行列ができました。
受け取った卵を興味深く眺め、大切に育てますとお話しする方がたくさんおり、サケの育成を通して、サケの生態と命の尊さを学び、自然科学に対する好奇心と命を慈しむ心を育てることができることを確信しました。
 また、サケを育成する際、気を付けるポイントを分かりやすくまとめ、不用意に死なせてしまう確率を減らすために、サケの飼育マニュアル「サケの上手な育て方」作成し、配布しました。このマニュアルには、自然科学に対する好奇心を育んでいただくために、飼育の際に疑問に感じるであろう点をコラムにして解説を加えました。サケの飼育方法が分からず、スタッフに尋ねる方も多かったため、飼育マニュアルを作成し配布したのは大変良かったと思いました。
 本年度もたくさんの方にサケを育てて頂けることになりました。来年3月に放流し、そのサケたちが3~5年後に烏川にたくさん戻ってくることを願っています。
 
サケの卵の様子.jpg
サケの卵を仕掛けしている様子.jpg
配布の様子.jpg

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過去の事業

12月委員会事業 『サケの卵配布事業』のご報告(2015/12/19)

12月委員会事業 『サケの卵配布事業』


事業テーマ
『育てよう僕らのサケ!命の大切さを知るために』


事業背景
現在の子ども達は、普段の生活において自然に触れ合う機会が充分であるとはいえず、また、昔より沢山の娯楽に囲まれ自然で遊ぶことが少なくなってしまいました。実際に自然に触れ、そこにいる魚や昆虫などの生き物に興味を持つことで、学べる大切なことがあります。また、子ども達が生命の誕生と成長、死に触れ、命の尊さを知ることは大切な心の教育であり、より多くのその機会が求められています。


事業目的
本事業は、来年3月のサケの稚魚放流事業に向けて、サケの卵から稚魚までの育成を通して、サケの生態と命の尊さを学び、自然科学に対する好奇心と命を慈しむ心を育てる事を目的とします。


実施日時
2015年12月7日(月)13:00~15:00


実施場所
もてなし広場


参加動員人数
団体申込 51団体(幼稚園・保育園、小中学校、高等学校、介護施設等)
一般申込者136人


事業内容
 来年3月の放流事業に烏川に放流するためのサケの稚魚を幼稚園・保育園、小中学校や一般家庭で育てていただくため、サケの卵を配布しました。
 例年、サケの卵は本州の太平洋側から購入していますが、本年度は本州の太平洋側のサケの遡上が少なく、配布数分のサケの卵を確保することが難しかったため、本州の日本海側からも購入先を探しました。その結果、宮城県から2万粒、新潟県から4万粒の合計6万粒の卵を購入しました。宮城県と新潟県の2か所の漁協と連絡を密にとり、卵が漁協から輸送されて配布するまでの時間をできるかぎり減らす努力をしたこともあり、非常に状態のよい卵を配布することができました。
 当日は、団体からの事前申し込みに加え、たくさんの個人の方が卵を取りに来ていただき、ピーク時は長い行列ができました。
受け取った卵を興味深く眺め、大切に育てますとお話しする方がたくさんおり、サケの育成を通して、サケの生態と命の尊さを学び、自然科学に対する好奇心と命を慈しむ心を育てることができることを確信しました。
 また、サケを育成する際、気を付けるポイントを分かりやすくまとめ、不用意に死なせてしまう確率を減らすために、サケの飼育マニュアル「サケの上手な育て方」作成し、配布しました。このマニュアルには、自然科学に対する好奇心を育んでいただくために、飼育の際に疑問に感じるであろう点をコラムにして解説を加えました。サケの飼育方法が分からず、スタッフに尋ねる方も多かったため、飼育マニュアルを作成し配布したのは大変良かったと思いました。
 本年度もたくさんの方にサケを育てて頂けることになりました。来年3月に放流し、そのサケたちが3~5年後に烏川にたくさん戻ってくることを願っています。
 
サケの卵の様子.jpg
サケの卵を仕掛けしている様子.jpg
配布の様子.jpg


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