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3月第一例会 第29回サケの稚魚放流事業のご報告(2016/03/14)
3月5日(土)第29回サケの稚魚放流事業が和田橋上流の親水公園にて行われました。
当日は天候にも恵まれました。暖かな向春の日差しの中、多くの来場者にお越し頂きありがとうございました。
昨年の12月に配布した卵を学校や家庭で育ててもらい、この放流日を迎えます。卵から稚魚になるまで注いだ愛情をなんらかの形で残したいと思い今回、サケへのメッセージを書いてもらうコーナーを作りました。多くの来場者が足を止めてメッセージを書いている姿には稚魚への愛情が溢れていました。子ども達に数年後に戻って来るまでのサケの生涯に思いを馳せて欲しいと思い、サケの一生をまとめたクリアファイルを配布致しました。また、からす川の自然環境を考えてもらう機会として、環境アドバイザー高崎地区会の皆様にご協力いただき自然観察及び河川清掃と水質検査のブースを設けました。サケが戻ってくる川であるためには、きれいな川でなければなりません。来場者は、熱心にアドバイザーのお話を聞いていました。
当事業は29年前にサケの自然繁殖が途絶えた烏川にサケが戻ってこられるキレイな川にするという街づくりの目的で始まりました。育成を通して命の大切さを子どもに考えてもらう機会としても意義を見出し教育事業として継続しています。開始当時にサケの稚魚育成に参加された方が親の世代となりました、親から子へ命の大切さを伝えて頂きたいと考えております。
当事業は来年30周年を迎えます。これからも高崎市民に愛される事業として継続していきたいと思います。