過去の事業
■  5月第一例会のご報告 (2015/05/27)

高崎の経済基盤の拡充へ-これからの地域経済発展の為に必要なこと-


■日時:平成27年5月22日(金)19:00~20:30


■場所:ヤマダ電機LABI1高崎LABIGate


■参加者:180名


■開催趣旨
高崎は関越自動車道と北関東自動車道の分岐点、上越新幹線、北陸新幹線が交差する内陸交通軸の中心で、全国有数の交通拠点都市となっており、地域産業の成長につながっている。それを裏付けるように、平成23年度市民経済計算によると、高崎市の民営事業所数1万6,985事業所と従業者数16万6,871人はともに群馬県内でトップとなっており、市町村民所得総額1兆2,726億円と一人あたり市町村民所得342万円、ともに群馬県内トップクラスをほこる。
このような恵まれた環境におかれ、順調に成長してきた高崎であるが、今後、人口減少という問題は地域の発展に大きな壁となってくる。今後、高崎が経済発展していくためにはどうすればいいのか。国の財政が悪化の一途をたどる今、高度成長期のような国に頼った経済発展は望めない。それならば、東京を中心とする強い地域との協業を模索する必要があるのではないだろうか。東京の企業と人が求める高崎の利用価値を知ることができれば、協業が実現でき、高崎の経済基盤を拡充できると考える。
そこで、高崎市民に対し、これからの高崎経済発展の為に必要なことを伝え、実現に向け行動する意欲の向上を目的とし、事業を開催した。


■事業内容
<趣旨説明>
 高崎経済衰退の恐れを伝え、今後高崎が成長していく為には、地域が自立し、地域の個性と強みを活かして、東京及び周辺地域との協業を実現させることができれば、人と資本が集まる地域となり、高崎の経済基盤は拡充し、発展していけると説いた。


<講演>
 講師としてNSGグループ代表・アルビレックス新潟取締役会長の池田弘氏に登壇いただき、「高崎の経済基盤の拡充へ-これからの地域経済発展の為に必要なこと-」を大テーマとして、小テーマ①地域経済の自立と新たなことへの挑戦、小テーマ②個性の創造、小テーマ③新潟の個性と東京との経済的協業、小テーマ④池田氏からみた高崎の個性と東京との経済的協業、にそって講演いただいた。
講演冒頭の言葉、「過去の日本経済の復活の陰には常に挑戦者がいた。挑戦者が増えなければ経済は成長しない。」がとても印象的であった。我々経済人が働く場所をつくり、地域をつくる。地域に個性が生れれば、人々の幸福感につながり、人が集まる地域へとなる。来場者に力強く伝えていただいた。


<委員会発表>
小テーマ②と小テーマ③の間で、「東京の企業と人が求める高崎の利用価値と高崎の強み」をテーマに委員会発表を行った。東京在住者の今後の移住に関する動向調査及び東京で働く人に対してのインタビューを通じて、東京が求める利用価値と高崎市の経済規模、産業構造、強みを発表した。その上で当委員会が考える東京との協業モデル①研究機関と民間企業との連携促進によるメイドイン高崎の創出、②創業と再チャレンジの支援、③MICEを誘致し、人と企業との交流の場をつくる、を発表した。


<委員会提言>
 高崎の個性、強みを活かし、東京並びに周辺地域との協業を実現させることができれば、人と資本が集まる地域になり、発展していけると伝えた。また、その為には地域の企業の成長が欠かせず、起業と企業支援の為のネットワーク作りが必要であり、引き続きそのネットワーク作りを考え、実践していくことを発信した。


■最後に
 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。本例会を通して、一人でも多くの挑戦者が生れてくれることを願っています。挑戦する人、またそれを支える人、共に挑戦者だと思います。我々も引き続き起業と企業支援の為のネットワークの構築に向け、挑戦していきます。これからも共に5年後、10年後、100年後の高崎を創造していきましょう。


DSC01745.JPG


DSC01726.JPG


DSC01743.JPG


DSC01791.JPG


DSC01898.JPG

Home  >過去の事業  > 5月第一例会のご報告

過去の事業

5月第一例会のご報告(2015/05/27)

高崎の経済基盤の拡充へ-これからの地域経済発展の為に必要なこと-


■日時:平成27年5月22日(金)19:00~20:30


■場所:ヤマダ電機LABI1高崎LABIGate


■参加者:180名


■開催趣旨
高崎は関越自動車道と北関東自動車道の分岐点、上越新幹線、北陸新幹線が交差する内陸交通軸の中心で、全国有数の交通拠点都市となっており、地域産業の成長につながっている。それを裏付けるように、平成23年度市民経済計算によると、高崎市の民営事業所数1万6,985事業所と従業者数16万6,871人はともに群馬県内でトップとなっており、市町村民所得総額1兆2,726億円と一人あたり市町村民所得342万円、ともに群馬県内トップクラスをほこる。
このような恵まれた環境におかれ、順調に成長してきた高崎であるが、今後、人口減少という問題は地域の発展に大きな壁となってくる。今後、高崎が経済発展していくためにはどうすればいいのか。国の財政が悪化の一途をたどる今、高度成長期のような国に頼った経済発展は望めない。それならば、東京を中心とする強い地域との協業を模索する必要があるのではないだろうか。東京の企業と人が求める高崎の利用価値を知ることができれば、協業が実現でき、高崎の経済基盤を拡充できると考える。
そこで、高崎市民に対し、これからの高崎経済発展の為に必要なことを伝え、実現に向け行動する意欲の向上を目的とし、事業を開催した。


■事業内容
<趣旨説明>
 高崎経済衰退の恐れを伝え、今後高崎が成長していく為には、地域が自立し、地域の個性と強みを活かして、東京及び周辺地域との協業を実現させることができれば、人と資本が集まる地域となり、高崎の経済基盤は拡充し、発展していけると説いた。


<講演>
 講師としてNSGグループ代表・アルビレックス新潟取締役会長の池田弘氏に登壇いただき、「高崎の経済基盤の拡充へ-これからの地域経済発展の為に必要なこと-」を大テーマとして、小テーマ①地域経済の自立と新たなことへの挑戦、小テーマ②個性の創造、小テーマ③新潟の個性と東京との経済的協業、小テーマ④池田氏からみた高崎の個性と東京との経済的協業、にそって講演いただいた。
講演冒頭の言葉、「過去の日本経済の復活の陰には常に挑戦者がいた。挑戦者が増えなければ経済は成長しない。」がとても印象的であった。我々経済人が働く場所をつくり、地域をつくる。地域に個性が生れれば、人々の幸福感につながり、人が集まる地域へとなる。来場者に力強く伝えていただいた。


<委員会発表>
小テーマ②と小テーマ③の間で、「東京の企業と人が求める高崎の利用価値と高崎の強み」をテーマに委員会発表を行った。東京在住者の今後の移住に関する動向調査及び東京で働く人に対してのインタビューを通じて、東京が求める利用価値と高崎市の経済規模、産業構造、強みを発表した。その上で当委員会が考える東京との協業モデル①研究機関と民間企業との連携促進によるメイドイン高崎の創出、②創業と再チャレンジの支援、③MICEを誘致し、人と企業との交流の場をつくる、を発表した。


<委員会提言>
 高崎の個性、強みを活かし、東京並びに周辺地域との協業を実現させることができれば、人と資本が集まる地域になり、発展していけると伝えた。また、その為には地域の企業の成長が欠かせず、起業と企業支援の為のネットワーク作りが必要であり、引き続きそのネットワーク作りを考え、実践していくことを発信した。


■最後に
 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。本例会を通して、一人でも多くの挑戦者が生れてくれることを願っています。挑戦する人、またそれを支える人、共に挑戦者だと思います。我々も引き続き起業と企業支援の為のネットワークの構築に向け、挑戦していきます。これからも共に5年後、10年後、100年後の高崎を創造していきましょう。


DSC01745.JPG


DSC01726.JPG


DSC01743.JPG


DSC01791.JPG


DSC01898.JPG


ページのトップへ ▲